SanDisk 2.5インチ SSD / Ultra 3D SSD 2TB (SDSSDH3-2T00-G25)をAmazonで買ってみました。
仕向け違いで、SDSSDH3-2T00-J25(日本市場用モデル)というのが存在しますが、製品自体は同じ保証期間も同じですので、より安いものを信頼出来るショップで選ぶのが良いですね。
製品情報
製品情報は以下のページです。
https://www.sandisk.co.jp/ultra-3d-ssd
仕様
- 容量:2 TB
- NANDフラッシュ:3D TLC
- インターフェース:SATA 6Gbps
- サイズ (LxWxH):7mm x 100.5mm x 69.5mm
- シーケンシャル読み取り:最大560MB/s
- シーケンシャル書き込み:最大530MB/s
- ランダム読込速度:ランダム 読取り(最大):95K IOPS
- ランダム書込速度:ランダム 書込み(最大):84K IOPS
- 耐久性:500TBW
- 保証:5年間
写真で見る、SanDisk Ultra 3D SSD 2TB (SDSSDH3-2T00-G25)
パッケージ表面
パッケージ裏面
中身
内容物一式 (SSD本体と保証書など)
SSD本体
SSD本体裏面 (MADE IN MALAYSIAの記載あり。)
各種ベンチマーク
まずは、CrystalDiskMark7から。テストサイズ 1GiB
シーケンシャルリードは約560MB/sで公称値通り、またシーケンシャルライトは535.80MB/sで、公称値の530MB/sよりもやや速い結果となりました。
CrystalDiskMark7 テストサイズ 8GiB
CrystalDiskMark7 テストサイズ 16GiB
CrystalDiskMark7 テストサイズ 32GiB
CrystalDiskMark7 テストサイズ 64GiB
Random4K Q32T16 Writeが20.59MB/sまで落ち込みました。
ここらへんは実使用で問題になることは無いと思います。
HD Tune Pro 5.75 trial versionにてファイルベンチマーク 100000MB
NANDフラッシュがTLCということで、疑似SLCキャッシュ切れ後の書き込み速度が気になっていたのですが、大きく速度低下することはありませんでした。
CrystalDiskInfo
CrystalDiskInfoも正式対応しています。
中身がほぼ同一ど思われるWD Blue 3D NAND SATA SSDはCrystalDiskInfoが正式対応していないため「総書込量」などの表示項目を気にされる方には、「SanDisk Ultra 3D SSD」がおすすめとなります。
ファイルコピー
最後に、M.2 NVMe SSD 1TB(シリコンパワー SP001TBP34A80M28)に置いた80GBのファイルを、Ultra 3D SSD 2TBへコピーしてみました。
エクスプローラーで見る限り、書き込み速度は大きく低下することなく、470~480MB/s程度の書き込み速度でした。
実際の使用では、書き込み速度470MB/sは維持できそうです。
まとめ
SanDisk 2.5インチ SSD / Ultra 3D SSD 2TB (SDSSDH3-2T00-G25)は、
3D NAND TLCフラッシュを採用し、高速バッファ(nCache 2.0テクノロジー)を活用した高速かつ比較的高耐久なSSDに仕上がっています。
起動ドライブ用、データ用どちらの用途にも向いているように思います。
最近は、TLC(3bit MLC)からQLC(4bit MLC)の移行期で、今後大容量化は期待されるものの、耐久性やキャッシュ切れ後の速度低下などまだまだ課題がありそうな状況となっていますので、今時のタイミングで3D TLC搭載のSSDを確保しておくのも良いかと感じています。
以上、参考にしていただけると幸いです。
SanDisk 内蔵 2.5インチ SSD / SSD Ultra 3D 2TB SATA3.0 / PS4 メーカー動作確認済 / SDSSDH3-2T00-G25
- 発売日: 2018/12/07
- メディア: Personal Computers
SanDisk 内蔵 2.5インチ SSD / SSD Ultra 3D 1TB SATA3.0 / PS4 メーカー動作確認済 / SDSSDH3-1T00-G25
- 発売日: 2018/12/07
- メディア: Personal Computers