ベンケイソウ科、Crassulaceae、マンネングサ属、地中海沿岸地域原産、多年草、
学名:Sedum pruinatum、
2015年6月13日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、
セダム・プルイナツム Sedum pruinatum の花。ポルトガルの山岳地帯に自生。
草丈は20cmほど。茎は直立し群生する。
花の直径は1cmほど。粉を吹いた様なレモンイエローの6弁花。
標高の高いところを走る国道の沿道などで確認。セダム・プルイナツム Sedum pruinatum でした。
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(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、ラテン語の sedere(=座る)を語源としている。この属の植物が岩などに張り付いていることが多いことからと言う。種小名は「白粉のある」の意。
セダム・プルイナツムは、ベンケイソウ科の多年草である。本種は、イベリア半島の山岳地帯に群生の見られる野草である。茎も・葉も多肉質である。草丈は 20㎝程度となる。葉は、厚味があるために丸味を帯びた狭楕円形で、茎の周囲を取り巻くように密着してつく。葉の先端部は刺状突起となる。6~7月頃、長い花茎を立ち上げ、上部に総状花序を出し、鮮黄色で径1㎝程度の6弁星形花を多数つける。花茎は、幾分桃色を帯びており、周囲は白粉を吹いたように白色を帯びる。花茎には狭楕円形で小形の葉が疎らに互生する。(GKZ植物事典より)