今年もメセンの季節になりました。鳥取県の加藤正浩様より栽培品、実生の生育状況を投稿頂きましたので、
品種ごとに時系列で 掲載させて頂きました。
異常気候の続く日本での栽培のご参考になると思います。

昨年の日本コノフィツム協会総会の折に、橋本さんより譲っていただいた「霊石」の開花写真です。
4月7日撮影です。大輪のたいへん美しい花を咲かせてくれました。素晴らしかったです。 
 「霊石」の8月15日撮影様子です。
開花による体力消耗と猛暑の影響でやや元気がないように感じますが、まだ何とか生きています。来春も開花させたいので、涼しくなってから植え替えし、肥培管理をしてみたいと思っております。
同じく橋本さんからの「宝輝玉」の開花時の写真です(7月17日撮影)。こんなしわしわの休眠期に咲くなんて、不思議な植物ですね。何とか花を見ることがで
きました。
8月15日の様子、完全休眠中です。
触ってみるとなんとかかたい感触が
あるので、かろうじて生き延びている
ようです。
今年、最も早く開花したコノフィツムで、Conophytum bolusiae ssp.
primavernum, SH1435です。実は、レガレとスモーレンカドウエンセが正月に開花していますが、レガレは開花遅延、スモーレンカドウエンセは適期開花ということで除外すると、このボルシアエ変種が最も早い開花となりました。
5月1日開花
C. francoiseae LAV.25430 Augrabies産 です。
6月6日開花
C. frutescens Komaggas産です。日本名で「寂光」にあたる種です。
昨年の総会の後、錦玉園さんで入手
した「寂光」です。6月13日撮影です。
6月20日開花、
C. jucundum ssp. ruschii Cone Peakです。
同日に、変種のフラギレも開花しました。
6月28日開花、
C. jucundum ssp. ruschii "speciosum" ex Herre, VD5415です。jucundum系は開花が早いものが多いようです。
11枚目: 同6月28日開花、昨年9月下旬播種のフリチア・菊晃玉(F.pulchra v minorMG1509.12)です。春先からぐんぐん大きくなり、この株だけが何とか開花してくれました。かわいいです。 12枚目: 7月28日開花、岡本さんの
ところから送っていただいたリトープスの白蝋玉C97です。2個体同時に開花したので、交配しておきました。同日に、琅扞玉C245、花輪玉C78も開花しました(いずれも岡本さんからの個体)。
 8月12日開花のエクティプム(産地データなし)です。 8月15日開花
C.pellucidum ssp. cupreatum v. terestre
8月15日開花
C.vanheerdei
8月15日開花
Conophytum pageae 'subrisum'
8月15日撮影、2008年頒布種子からの実生苗です。以前にもHPでとりあげていただいた(10月6日サボテン教室、「その他色々」)育苗箱の現在です。水がからいので、用土の中にもぐりこんでしまっています。この後水をやりましたので、少しは膨らんできました。 8月15日撮影 
同じく2008年頒布種子の紅大内玉です。里子にあげたりして、わずか2鉢残ったうちの一つです。暑い夏も頑張ってくれています。
昨年9月下旬播種のHerreanthus meyeri MG1524.9です。なんとかここまでは・・・ 同じく、実生約1年目の「ラピダリア・魔玉」SB1798 MG1540.1です。
岡本さん頒布種子からの実生苗、2010 No-2 日輪玉C366です。日輪玉系は強いですね。3号鉢ですが、もうパンパンです。今日、植えかえようと思って抜きあげたら、約100本ありました! これは成績の良い方、悪いものは腐らせてゼロのものもあります。紅大内玉もかろうじて5本だけ生き残っています。 【8月24日撮影】
C. tantillm ssp. inexpectatum  
Chrisさんのところから昨年10月に入手
【8月29日撮影】
C.roodiae & C. reconditum  Chrisさんのところから入手、なんとか夏越ししてくれました!
【8月29日撮影】
C. flavum, LAV26294A  
Cono's Paradiseさんから昨年9月に入手
【8月29日撮影】
C. minutum v. nudum, VD5814  
同 Cono's Paradiseさんから昨年9月に入手
【8月30日撮影】
latum seedling (3 years old)  2008年岡本さん頒布種子、No.136ラツムの様子です。ようやく親の顔に近づいてきました。その後、植え替えをしました。今年はたくさん咲いてくれるかな?
8月30日撮影】7月上旬播種・朱唇玉自家採種種子由来  岡本さんから分譲いただいた朱唇玉から採種した種子を7月初旬に播種し、室内の直射日光のあたらない南側の窓辺に衣装ケースの中にいれて栽培した夏播種試作です。殺菌剤を定期的にやりました。今のところ腐れは出ていません。先日から屋根つきの山野草置き場(遮光率75%程度)の地面ぎりぎりのところにおいています。紫外線にあたり、この写真より少し色がつきましたが、まだ大丈夫です。この試作がうまくいけば、約2カ月分の成長を確保でき、翌年の夏越しが楽になるかも?? あくまでも、まだ試作段階です。 【9月1日撮影】
Conophytum schlechteri 
奈良多肉植物研究会さんから昨年秋に入